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コンクリート造衝立型蕃塀の規模
前回までに木造と石造の衝立型蕃塀の規模について検討した。今回はコンクリート造衝立型蕃塀の規模について検討する。なお、規模を示す値としては本体長・屋根長・全高・屋根巾を取り上げ、計測方法は木造連子窓型蕃塀の計測方法と同様である。
さて、コンクリート造衝立型蕃塀はこれまでに8基存在することが明らかになっている。この8基の蕃塀の規模を列挙すると、下記の通りである。 名古屋市熱田区新尾頭住吉社の蕃塀=本体長約3.9m・屋根長約4.5m・全高約2.3m・屋根巾約0.3m 名古屋市港区東茶屋神明社の蕃塀=本体長約3.6m・屋根長約4.0m・全高約1.7m・屋根巾約0.3m 名古屋市中区伊勢山神明社の蕃塀=本体長約3.4m・屋根長約3.7m・全高約2.4m・屋根巾約0.7m 犬山市虫鹿神社の蕃塀=本体長約3.2m・屋根長約3.7m・全高約1.8m・屋根巾約0.5m 春日井市松新八幡社の蕃塀=本体長約3.0m・屋根長約3.3m・全高約2.2m・屋根巾約0.4m 小牧市下小針天神天神社の蕃塀=本体長約2.9m・屋根長約3.5m・全高約2.0m・屋根巾約0.3m 犬山市五郎丸神明社の蕃塀=本体長約2.8m・屋根長約3.2m・全高約2.2m・屋根巾約0.3m 名古屋市熱田区千年八幡社の蕃塀=本体長約2.4m・屋根長約2.8m・全高約2.1m・屋根巾約0.5m この数値をみると、本体長は約2.4m〜約3.9mの範囲に分布しており、石造衝立型蕃塀と同様、数値はバラバラでこの中に規則性を見出すことは難しい。屋根長と全高に関しても、本体長と同様、数値はバラバラである。屋根巾は、約0.3m〜約0.7mの範囲に収まっていて、石造衝立型蕃塀よりも大きめである。 この他に、金属造衝立型蕃塀が1基のみ存在しており、これも同様に規模を示すと、 名古屋市港区正徳5丁目神明社の蕃塀=本体長約1.8m・屋根長約2.1m・全高約1.9m・屋根巾約m0.1 となる。これは、本体長でみると稲沢市矢合三島社と丹羽郡扶桑町高雄船塚社と同規模であり、最小規模に等しいものであることが分かる。
by banbeimania
| 2009-06-14 00:48
| 蕃塀を深める
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