蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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欄間部の単龍紋(その3)

 欄間部に単龍紋が表現される石造連子窓型蕃塀は4類に細分され、これまでに「単龍紋Aタイプ」と「単龍紋Cタイプ」と称したものを紹介してきた。今回は残りの「単龍紋Bタイプ」と「単龍紋Dタイプ」を説明したいと思う。

 単龍紋Bタイプの欄間部は中央に扁額を持つが透かしがないもので、このタイプの欄間部を持つ石造連子窓型蕃塀には一宮市笹野天神社の事例のみが存在する。一方、単龍紋Dタイプの欄間部は扁額も透かしもないものを指しており、このタイプの欄間部を持つ石造連子窓型蕃塀には名古屋市港区茶屋後神明社・一宮市三條神社の2例が存在する。
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       一宮市笹野天神社の蕃塀
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       名古屋市港区茶屋後神明社の蕃塀
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       一宮市三條神社の蕃塀

 まず、これらの製作年に着目すると、1971年に茶屋後神明社の蕃塀、1973年に三條神社の蕃塀、1980年に笹野天神社の蕃塀が製作されており、透かしを持たない単龍紋が施される欄間部を持つ蕃塀は全て1970年以降のものであることが明らかになった。作者については、単龍紋Bタイプの笹野天神社の蕃塀は分からなかったが、単龍紋Dタイプの両社の蕃塀は岡崎市の石工によって造られていたことが判明している。さて、単龍紋Bタイプと単龍紋Dタイプで龍の描き方が微妙に異なっている。最も明瞭に異なる点は雲海の表現方法で、単龍紋Bタイプは龍の胴部に部分的に存在する程度であるのに対し、単龍紋Dタイプは欄間部全体に表現されていた。
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by banbeimania | 2009-08-04 00:32 | 蕃塀を深める | Comments(2)
Commented by ふと at 2009-08-04 08:32 x
初めまして。勉強になります。
蕃塀の起源、素人考えでは相当古いのでは?と思いますが、いかがでしょう?
琉球の屏風(ピンプン)とも共通するようにも、蕃塀がなくとも古い社では参道が本殿前で曲がっていることが多いように思いますので。
Commented by banbeimania at 2009-08-05 00:28
 初めまして。蕃塀マニアです。訪問&コメント感謝します。
 ご指摘の蕃塀の起源が古いことは、カテゴリー「蕃塀とは(はじめに)」を見ていただければ分かる通り、伊勢神宮の事例が平安時代まで遡るようです。ただそれが現在の蕃塀にうまくつながっていかないところが問題だと思います。
 また、進入路に設けられた障壁という意味で琉球の屏風(ピンプン)が関係するのではという点は、堀池康夫・堀池哲生論文でも指摘されています。私も、沖縄では有りませんが、南九州地方で類似の施設いくつかを見たことがあります(まだ記事にはしていませんが)。ただし、向こう側が透けてみえる連子窓型蕃塀はこういったものとは何かが根本的に違っているような気もします。いろんな意味で、蕃塀は、まだまだ謎が多い施設といえるでしょう。
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