蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
by banbeimania
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石造連子窓型蕃塀の羽目板部のまとめ

 これまでに、石造連子窓型蕃塀の羽目板部について、約8ヶ月の間にさまざまな検討してきた。羽目板部は形から24類103タイプ133種に分類でき、この区分を用いて様々な分析を試みた。手間をかけた割に大きな結果を出すことはできなかったが、それでもいくつかの成果は得られた。最後にこの成果を簡潔にまとめておきたい。

 全133種のうち、いくつかのタイプは製作者・製作年代・蕃塀の位置について偏りが見られるものがあり、年代や石工および地域性によりそれぞれ特有の羽目板部を持っているケースが確認された。

 中でも、石造連子窓型蕃塀の羽目板部の変遷は4期に整理できたが、大きくは
  シンプルな羽目板部(大正時代)
      ↓
  獅子紋を含む羽目板部(大正時代末期〜昭和時代前期)
      ↓
  蕃塀の空白期(戦中前後)
      ↓
  獅子紋と牡丹紋を含む羽目板部(戦後)
という変化を遂げていることが明らかになった。

 また、名古屋市西区の角田六三郎と角田乙吉と荒木弥助については、獅子紋を含むある特定の羽目板部のタイプに作品が集中していることが分かった。この他の石工についても、ある特定のタイプに偏る傾向があり、それぞれの作風があることが確認された。

 この結果、大正時代末期以降に、獅子紋を含む羽目板部が盛行した時の、その主力となった石工は、角田六三郎と角田乙吉と荒木弥助の3工人であったと言えるだろう。その後この3工人の蕃塀の生産活動が停滞したにも関わらず、牡丹紋を中央に据える獅子紋を含む羽目板部という形で、他の工人に引き継がれていったものなのかもしれない。
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by banbeimania | 2011-01-21 21:55 | 蕃塀を深める | Comments(0)
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