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雲形彫刻入り腕木と湾曲肘木の組合せ(その5)
木造連子窓型蕃塀の屋根を支える腕木と肘木は、装飾のあり方から大きく22類に区分でき、その中で「雲形彫刻入り腕木と湾曲肘木の組合せ」の事例は6類に細分できる。今回は、雲形彫刻入り腕木と湾曲肘木Dタイプを取り上げたい。
雲形彫刻入り腕木と湾曲肘木Dタイプは、腕木の側面に沈線を削って施された蕨手状の雲気紋が上からの外形ラインに続く形で湾曲し半回転程度で止まるもので、このタイプの木造連子窓型蕃塀には、名古屋市千種区田代山神社、名古屋市中村区栄生八幡社、名古屋市東区徳川神明社、一宮市西五城神明社、丹羽郡大口町下小口白山社の5社で事例がある。これについて詳しく検討したい。 上記の5事例のうち、西五城神明社例は1938年に、徳川神明社例は1950年に製作されたことが判明しているが、その他の3例は不明である。また残念ながら、製作者については全ての事例が不明である。全て3間巾の木造連子窓型蕃塀で、西五城神明社例は表面を銅板で覆う桧皮葺き屋根である他は、全て銅板一文字葺き屋根であった。栄生八幡社例と下小口白山社例は彩色は認められないが、他の3事例は先端部が白色に塗布されていた。
by banbeimania
| 2011-10-21 00:37
| 蕃塀を深める
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