蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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(参考)安城市明治川神社の不明施設

 今日は、稲沢市の蕃塀の事例を一時中断し、別件の調査成果を報告する。

 『あらいのじかん〜神社と朱印、ときどき猫と自転車〜』の2007年9月4日条「明治川神社」で、謎の基礎構造が蕃塀かも知れないということで話題となっていた。これについて、昨日再度安城市東栄町所在の明治川神社に参拝し、確認調査した。

 明治川神社の由緒などは『あらいのじかん』に詳しいので詳細はそちらに譲るが、謎の基礎構造は旧東海道から南に向かって伸びる参道に存在する。謎の基礎構造の奥は、西に直角に折れて太鼓橋から平入の拝殿に至る構成である。

 謎の基礎構造は、切り石で囲まれた基壇に礎石が2間×1間の配置で合計6個据えられた構造となっている。基壇は斜格子状に敷石が敷き詰められた丁寧な構造を持っている。H字形に6個の礎石の間は布基礎状にコンクリートが充填され、その上に土台木や壁が載っていたことを想像させる。主となる柱間は約3.6mを測る。

 さて、この謎の基礎構造は蕃塀か否かという問題であるが、以下の4点の理由から蕃塀ではないと考えた。
1)蕃塀は「不浄除け」とも呼ばれ正面から見た時に視界を遮蔽する施設であるが、通路全体を遮蔽することはほとんどない。謎の基礎構造はその基壇が参道の端から端まで広がっていて、参拝者を横に通す余裕が全くないので、蕃塀とは考えにくい。
2)蕃塀の場合、塀の礎石と控え柱の礎石の間に布基礎を設けない。塀の礎石と控え柱の礎石の間に壁が存在しないからだ。謎の基礎構造には布基礎があるため、蕃塀とは考えにくい。
3)蕃塀は、通常拝殿の前に存在する。特に蕃塀と拝殿の間に鳥居や太鼓橋を挿む例はこれまでには存在しない。謎の基礎構造の背後には、直角に折れて太鼓橋などがあるため、蕃塀とは考えにくい。
4)謎の基礎構造は基壇が大きい。特に巾(奥行き)が広く、このような事例は蕃塀には存在しない。

 さて、謎の基礎構造が蕃塀ではないとなると、一体何であろうか。私は基壇に斜格子状の敷石が敷き詰められていたことと謎の基礎構造の位置からみて、この謎の基礎構造は門跡の可能性が高いと推察しておきたい。
e0113570_0241439.jpg

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by banbeimania | 2007-10-22 00:26 | 蕃塀を深める | Comments(2)
Commented by 新井 at 2007-10-26 23:32 x
はじめまして。そして現地調査ご苦労様です。
1)、2)、3)、ともにまったくその通りと思いますorz
もしあそこに蕃塀があると想像すると、ものすごく邪魔ですしね。やっぱり鳥居などの跡でしょう。
三河地方も色々参っていますが、蕃塀を見た覚えはありませんし、存在する地方ではなさそうですし。

うろ覚えの記憶では、蕃塀の南東限は熱田区熱田神宮と天白区島田神社、なのですが、武豊町にも少しあるそうですね。知多西北部でも見た記憶がないので、不思議な感じがします。
Commented by banbeimania at 2007-10-27 00:28
ようこそ。お越し下さいまして、ありがとうございます。
さて、三河地方は確かに蕃塀が分布しない地域ですが、突然豊橋市石巻神社(下社)に蕃塀があったりするので、ことはそう単純ではありません(だからこそ面白いのですが)。
印象として、天白区島田神社や武豊町の2社、弥富や蟹江の事例やさきほどの豊橋市石巻神社などは突発的?に分布するもので、主要な蕃塀の分布域はご指摘のとおり名古屋市熱田区辺りが南東限ではないかと見込んでいます。
今は神社数の多い稲沢市と一宮市を中心に参拝しています(ネタのストックを蓄えている最中)ので、知多方面はしばらくはおろそかにしています。いずれは行くつもりですが・・やはり知多西北部もありませんか。ご教示ありがとうございました。
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