蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
by banbeimania
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堀池論文を読む(7)

 今日は堀池康夫・堀池哲生論文の第4章を読んでみる。

4)蕃塀の構造 — 内宮蕃塀は【図2】(図は省略)に示す。神道大辞典の如く、高さ1丈、径約1尺の丸柱を4本掘立て、柱間は縁石並べ、柱脚に盤(ササライタ、地貫)、柱頭には樋(カベトマリ、頭貫)を、樋上には幅広の覆板(オホイイタ、笠木)をのせる。柱間壁面は横羽目板嵌め込みとする。材料はすべて「ヒノキ」材、鉋仕上げとする。御酒殿前の蕃塀は、高さ7尺、弘さ7尺の丸太2本掘立て柱間一間の簡素なもので、構造仕上上共、正殿前のそれとすべて同じであり、外宮のものは全く内宮のそれと同じである。熱田神宮の蕃塀も内宮のそれに倣い、丸柱4本掘立て、壁面三間のものである。以上、すべて白木のままである。(堀池康夫・堀池哲生「蕃塀の研究(その民俗学的建築史の解明)その1」より抜粋)

 例によって、私はまだ伊勢神宮の蕃塀を実見していない状況では具体的な検討ができないが、熱田神宮の蕃塀での検討は可能である。私が既に紹介した熱田神宮の蕃塀に関する文章は、次の通りである。

 熱田神宮の蕃塀は3間巾の木造衝立型蕃塀で、大きさは概略で本体長約6.7m、全高約3.0m、屋根長約7.5m、屋根巾約0.4mを測り、両側に控え柱を持たない。詳細の構造は次の通り。自然石で周囲を巡らせた白色玉石敷きの基壇に礎石を一列に並べ、その上に円柱を4本立てて巾を3間とし上部に屋根(笠木)を載せている。腰板(礎石直上)の貫と笠木直下の貫を渡し、その間の塀本体は横羽目板が嵌め込まれている。羽目板は各間に節をほとんど持たない美しい板目板材が6枚使用されていた。笠木(屋根)は断面がホームベース形の五角形となっていて、上面に銅板が葺かれている。

 私は建築についてきちんと専門的に学んだことがなく、市販された図解などを見て書いた文章だから、表現が適切でない部分があるのではないかと恐れている。堀池論文と私の文章で用語が異なる部分は、
1)柱間は縁石並べ【堀池】:礎石を一列に並べ【私】、
2)柱脚に盤(ササライタ、地貫)【堀池】:腰板(礎石直上)の貫【私】、
3)柱頭には樋(カベトマリ、頭貫)【堀池】、笠木直下の貫【私】、
4)樋上には幅広の覆板(オホイイタ、笠木)【堀池】:屋根(笠木)【私】、
5)柱間壁面は横羽目板嵌め込み【堀池】:塀本体は横羽目板が嵌め込まれて【私】
などである。私が全く触れてこなかった内容としては、
6)材料はすべて「ヒノキ」材、
7)鉋仕上げとする、
などである。

 今後の衝立型蕃塀の紹介文では、堀池論文を参考にしながらも、本ブログ内で用語が混乱しないように旧来の私の文章を基本に据えて書いていきたいと思う。
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by banbeimania | 2007-12-02 00:08 | 蕃塀を深める | Comments(0)
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