蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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石造連子窓型蕃塀の規模(屋根巾—2補遺)

 前回では、石造連子窓型蕃塀の屋根巾について長いものと短いものを列挙して考えてみた。そこでは、屋根巾が最も短いものは小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀(屋根巾が約0.2m)であることを示した。これについて、若干の補足説明をしておきたい。

 小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀の屋根は、石造衝立型蕃塀などと同様に、横断面が五角形となる覆板(笠木)であった。一方、通常の石造連子窓型蕃塀の屋根は、切妻状あるいは寄棟状に切り出された屋根石が配置されるものである。この場合、屋根石の横断面は広い意味で三角形状であり、この三角形の底辺が軒先として表現されることとなり、結果として屋根巾が広くなるのであろう。
e0113570_223278.jpg
          小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀の屋根
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          稲沢市三丸渕寺東神明社の蕃塀の屋根

 したがって、屋根巾が最も短いものが小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀であることは、屋根が覆板(笠木)になっていることが最大の要因であるといえる。むしろ、小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀は、覆板(笠木)を屋根とする例外的な石造衝立型蕃塀と評価した方が適切かもしれない。
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by banbeimania | 2009-06-29 22:05 | 蕃塀を深める | Comments(2)

石造連子窓型蕃塀の規模(屋根巾—2)

 前回は368基存在する石造連子窓型蕃塀の屋根巾についてグラフを作成し、検討した。今日は、屋根巾が長いものと短いものを列挙して考えてみたい。

 屋根巾が長い順に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、
1位:犬山市橋爪熊野神社(約1.0 m)
2位:江南市草井天神社、稲沢市池部神明社、稲沢市三丸渕宮裏神明社(約0.9m)
5位:江南市宮田川島神社、名古屋市天白区島田神社、一宮市光明寺愛宕社、一宮市松降古守神社、稲沢市河俣下神社、北名古屋市徳重十二所社、愛西市西川端神明社、名古屋市守山区大森八劔神社、愛西市日置八幡宮、春日町下之郷八幡社、稲沢市祖父江山崎川原神明社、北名古屋市九ノ坪十所社、江南市魚入神社、小牧市二重堀津島社、各務原市上ノ島神明神社、江南市宮後井出神社、稲沢市福島神明社A、江南市東野神社、江南市赤童子白山社、海部郡大治町堀之内天神社、名古屋市北区金城六所社(約0.8m)
となる。
e0113570_21384475.jpg
           犬山市橋爪熊野神社の蕃塀

 屋根巾が短い順に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、
1位:小牧市岩崎原新田津島社(約0.2m)
2位:岩倉市大市場神明社、一宮市上祖父江八劔社、稲沢市三丸渕寺東神明社(約0.3 m)
5位:丹羽郡大口町大御堂縣神社、北名古屋市二子神明社、北名古屋市西之保喰守社、江南市天王津島社、岩倉市大市場県明神社、北名古屋市鹿田十所社、稲沢市祖父江桜方神明社、岩倉市稲荷町稲荷社、犬山市楽田青塚前神明社、岩倉市北島白髭社、一宮市富田神明社、犬山市上野立野神社、小牧市坂庭神社、稲沢市横野神明社、一宮市御裳神社、海部郡美和町金岩白山社、愛西市北一色八幡社、小牧市小牧原新田神明社、北名古屋市宇福寺天神社、一宮市千秋穂積塚本八幡社、稲沢市日下部白山社、北名古屋市鹿田新宮社、稲沢市萩園神社、海部郡美和町花長八所神社、愛西市草平津島社、一宮市小赤見白山社、小牧市三ツ渕原新田神明神社、一宮市千秋小山神明社、一宮市千秋小山日吉社、一宮市浅野白山社、岩倉市曽野神明社、一宮市赤見国玉神社(約0.4m)
となる。
e0113570_21395850.jpg
            小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀

 この結果、規模が大きい方では、本体長が1位の江南市宮田川島神社の蕃塀と2位の名古屋市天白区島田神社の蕃塀は、ともに屋根巾が5位タイにランクインしている。また、規模が小さい方では、本体長が1位の丹羽郡大口町大御堂縣神社の蕃塀と2位タイの北名古屋市二子神明社・岩倉市大市場県明神社の蕃塀は屋根巾が5位タイに、本体長が2位タイの岩倉市大市場神明社の蕃塀は屋根巾が2位タイにそれぞれランクインしている。このようにみると、概ね本体長が長いものが高く、短いものが低い傾向を見ることができる。ただし、屋根長と本体長・全高と本体長の関係でみたように、必ずしも対応関係は一致しないことも明らかである。
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by banbeimania | 2009-06-27 21:41 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(屋根巾—1)

 これまで石造連子窓型蕃塀の規模について、本体長・屋根長・全高を取り上げ検討してきた。最後に、屋根巾について考えてみたい。

 私が、石造連子窓型蕃塀の屋根巾としたのは、屋根石の横幅を示しており、前面の軒先から後面の軒先までの距離(写真参照)である。従って、控え柱や基壇の大きさは一切考慮に入れていない数値である。計測の方法は、初めに全高をあらかじめ計算しておき、真横から写真撮影した蕃塀の画像から、計算された全高を基準にして算定したものであって、実測値ではない。ここではこの数値を用いて検討したい。
e0113570_519751.jpg


 この結果、石造連子窓型蕃塀の屋根巾は、約0.2mから約1.0mまで分布することが明らかとなった。石造連子窓型蕃塀の屋根石は、衝立型蕃塀の笠木よりは幅広となっているが、木造連子窓型蕃塀に比べればかなり小さい数値となっている。屋根巾の分布頻度を示したのが、下記のグラフである。
e0113570_5194995.jpg

 グラフをみると、約0.6mの部分をピークとする美しい正規分布をしていることが分かる。
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by banbeimania | 2009-06-26 05:21 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(全高—3)

 前回までに石造連子窓型蕃塀の全高について検討し、本体長との関係を考えてみた。そこでは、両者の対応関係は必ずしも一致しないことを確認した。

 そこで、今回は本体長と全高の比を算定し検討してみたい。計算方法は
幅広の度合い=本体長/全高
であり、これは数値が大きいほど正面からみて横に広く、数値が小さいほど縦に長い蕃塀であることを意味している。

 この数値について、本体長との関係を分布図でみた結果、本体長が長いほど幅広の度合いの高く(つまり大規模な蕃塀ほど横に長い)、本体長が短いほど幅広の度合いの低い(つまり小規模な蕃塀ほど縦に長い)という結果になった。木造連子窓型蕃塀の場合と同様の結果である。

 なお、幅広の度合いの高い順(横に広くなるもの)に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、
1位:江南市宮田川島神社(2.16)
2位:名古屋市天白区島田神社(約2.043)
3位:稲沢市法立神明社(約1.818)
4位:一宮市伊富利部神社(約1.792)
5位:一宮市北小渕八幡社、一宮市赤見国玉神社(約1.706)
7位:海部郡七宝町藤島神社(約1.692)
8位:岩倉市曽野神明社、一宮市浅野白山社(約1.667)
10位:一宮市千秋小山日吉社、小牧市岩崎原新田津島社(1.625)
12位:一宮市丹陽九日市場日吉社(約1.583)
13位:愛西市由乃伎神社(約1.579)
14位:名古屋市中川区五女子八剱社(約1.556)
15位:一宮市北小渕大明神社、稲沢市西光坊神明社(1.55)
17位:名古屋市中川区元中野神明社(約1.522)
18位:丹羽郡大口町河北二ツ屋神明社(1.5)
となる。

 また、幅広の度合いの低い順(縦に高くなるもの)に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、
1位:各務原市小網2126番地神明神社(0.76)
2位:一宮市江森津島社(約0.818)
3位:丹羽郡大口町大御堂縣神社(約0.824)
4位:愛西市立石八幡社(約0.826)
5位:北名古屋市二子神明社(約0.842)
6位:一宮市丹陽三ツ井休郷八幡社(約0.857)
7位:一宮市東五城若宮神明社、稲沢市六角堂八幡社(約0.864)
9位:春日井市上野神明神社(約0.870)
10位:岩倉市大市場神明社(約0.889)
11位:北名古屋市西之保喰守社、江南市天王津島社(0.9)
13位:一宮市大赤見日吉社(約0.905)
14位:稲沢市桜木宮前八坂社、海部郡甚目寺町小路神明社(約0.913)
16位:岩倉市大市場県明神社(約0.941)
17位:清須市朝日厳島神社(約0.947)
18位:一宮市千秋佐野厳島社、一宮市小信中島神明社(約0.952)
20位:一宮市玉野八幡社、名古屋市北区大我麻神社、海部郡甚目寺町甚目寺日吉社(約0.955)
23位:丹羽郡大口町秋田東郷前天神社、稲沢市清水神社、海部郡甚目寺町本郷八幡社(約0.9565)
26位:北名古屋市鍛冶ヶ一色八幡社(0.96)
となる。
 幅広の度合いが2番目に高い名古屋市天白区島田神社の蕃塀と、1番低い各務原市小網2126番地神明神社の蕃塀を写真で比べると、その印象の違いは一目瞭然である。
e0113570_084321.jpg
           名古屋市天白区島田神社の蕃塀
e0113570_093882.jpg
           各務原市小網2126番地神明神社の蕃塀
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by banbeimania | 2009-06-25 00:11 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(全高—2)

 前回は石造連子窓型蕃塀の全高についてグラフを作成し、検討した。今日は、全高が高いものと低いものを列挙して考えてみたい。

 全高の高い順に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、
1位:一宮市三條神社(約3.4m)
2位:各務原市上ノ島神明神社(約3.3m)
3位:愛西市日置八幡宮(約3.2m)
4位:愛西市西川端神明社、江南市東野神社(約3.1m)
6位:稲沢市池部神明社、江南市宮後井出神社、稲沢市福島神明社A、北名古屋市九ノ坪十所社(約2.9m)
10位:西春日井郡春日町下之郷八幡社、名古屋市北区味鋺神社、春日井市上八田神明社(約2.8m)
13位:岩倉市神明太一社、北名古屋市徳重十二所社、一宮市奥町若宮神明社、稲沢市河俣下神社、名古屋市北区金城六所社、名古屋市守山区大森八劔神社(約2.7m)
19位:一宮市明地須佐之男社、小牧市二重堀津島社、海部郡七宝町藤島神社、稲沢市稲島八龍社、名古屋市北区羊神社、北名古屋市法成寺八劔社、一宮市光明寺愛宕社、江南市松竹七所社、津島市青塚白山社、一宮市今伊勢石刀神社、丹羽郡扶桑町柏森神社、海部郡七宝町遠島八幡神社、海部郡七宝町下之森八幡社、清須市寺野八劔社、清須市廻間八幡社、海部郡甚目寺町坂牧日吉社、北名古屋市山之腰天神社、海部郡美和町乙之子貴船社、海部郡大治町西条八劔社、名古屋市中川区長良八剱社、春日井市如意申六所社、愛西市藤ヶ瀬神社、西春日井郡豊山町豊場八所神社、名古屋市西区大乃伎神社、一宮市貴船神明社、海部郡大治町堀之内天神社、一宮市千秋加茂白山社(約2.6m)
となる。
e0113570_08368.jpg
           一宮市三條神社の蕃塀

 一方、全高の低い順に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、
1位:岩倉市曽野神明社(約1.5m)
2位:一宮市白旗通八幡社、小牧市岩崎原新田津島社、一宮市千秋小山日吉社(約1.6m)
5位:岩倉市大市場県明神社、北名古屋市宇福寺天神社、一宮市千秋穂積塚本八幡社、稲沢市日下部白山社、一宮市千秋小山神明社、一宮市赤見国玉神社、一宮市北小渕八幡社、犬山市楽田青塚前神明社、丹羽郡大口町大御堂縣神社、名古屋市名東区本郷神明社(約1.7m)
15位:愛西市塩田神社、岩倉市大市場神明社、小牧市三ツ渕原新田神明神社、一宮市浅野白山社、小牧市小牧原新田神明社、丹羽郡大口町河北二ツ屋神明社、春日井市大留神明神社、一宮市宇夫須那神社、海部郡美和町花長八所神社、名古屋市中川区五女子八剱社(約1.8m)  
となる。
e0113570_09264.jpg
          岩倉市曽野神明社の蕃塀

 このようにみると、全高の高低は、本体長や屋根長の長短とはあまり関係がないことが判明した。確かに全高1位の一宮市三條神社は本体長が16位タイ、全高2位の各務原市上ノ島神明神社は本体長が7位タイ、全高3位の愛西市日置八幡宮は本体長が7位タイ、全高4位の愛西市西川端神明社は本体長が9位タイ、全高4位の江南市東野神社は本体長が12位タイなど、規模が大きいものはある程度関係があるようだが、それ以外ではこのような奇麗な相関関係は見出しにくい状態である。
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by banbeimania | 2009-06-24 00:10 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(全高—1)

 今回は、全部で368基存在する石造連子窓型蕃塀の全高について検討する。

 私が、石造連子窓型蕃塀の全高としたのは、地面または基壇の上面から屋根の大棟の上端までの距離(写真参照)である。従って、この「全高」は基壇を含まないが、礎石や布基礎や土台木を含む数値である。計測の方法は、本体長と同様、1mの物差しをおおむね蕃塀中央に置いた状態で正面から写真撮影し、その画像から計算したものであって、実測値ではない。ここではこの数値を用いて検討したい。
e0113570_020845.jpg

 この結果、石造連子窓型蕃塀の全高は、約1.5mから約3.4mまで分布することが明らかとなった。全高の分布頻度を示したのが、下記のグラフである。
e0113570_0213864.jpg

 グラフをみると、本体長や屋根長と比べて、やや美しい正規分布をしていることが分かる。
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by banbeimania | 2009-06-23 00:22 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(屋根長—2)


 前回は、石造連子窓型蕃塀の屋根長について検討し、本体長との関係を少し考えてみた。そこでは、本体長に対して屋根長が長いものが存在することを確認した。

 そこで、今回は本体長に対する屋根長の長短について、さらにみていきたい。石造連子窓型蕃塀の時と同様に、分析のために、屋根が本体の両側に広がっている割合を次のように計算してみた。
拡大した割合=(屋根長−本体長)/本体長×100(%)
これは数値が大きいほど屋根が大きく見えるものであることを意味している。

 この数値が大きいものを上位から列挙すると、岩倉市神明生田神社(約66.667%)、一宮市瀬部八剱社(約52.174%)、一宮市千秋塩道神社(50.000%)、犬山市木津三明神社(約48.148%)、稲沢市六角堂八幡社(約47.368%)、海部郡甚目寺町漆部神社(約46.154%)、岩倉市北島白髭社(約45.833%)、西春日井郡豊山町青山八剱社(約45.833%)、北名古屋市能田津島社(約45.455%)、清須市朝日厳島神社(約44.444%)、小牧市入鹿出新田神明社(約43.478%)、江南市曽本神明社(約43.478%)、岩倉市鈴井八幡社(約43.478%)、一宮市北方大日霎社(約42.857%)、丹羽郡大口町秋田八王子社(約42.857%)、稲沢市祖父江山崎宮附神明社(約42.308%)、各務原市小網2126番地神明神社(約42.105%)、江南市尾崎白山社(約41.667%)、甚目寺町本郷八幡社(約40.909%)、一宮市丹陽森本六所社(約40.740%)、春日井市上野神明神社(40.000%)となる。

 次に、この数値について下位から列挙すると、愛西市塩田神社(約4.166%)、稲沢市法立神明社(7.500%)、一宮市上祖父江八劔社(約8.333%)、名古屋市天白区島田神社(約8.511%)、稲沢市横池神明社(約9.677%)、稲沢市西光坊神明社(約9.677%)、稲沢市祖父江山崎神社(10.000%)、一宮市白旗通八幡社(約10.526%)、一宮市更屋敷八劔神社(約11.111%)、一宮市御裳神社(12.000%)、岩倉市大地坂折社(12.000%)、岩倉市大市場神明社(12.500%)、岩倉市大市場県明神社(12.500%)、一宮市明地須佐之男社(12.500%)、一宮市春明神明社(約12.903%)、一宮市北小渕大明神社(約12.903%)、小牧市二重堀津島社(約12.903%)、稲沢市祖父江野田神明社(約12.903%)、愛西市北一色八幡社(約13.043%)、江南市島宮八劔社(約13.333%)となる。

写真で比較するとよくわかるが、この数値(拡大した割合)の相違は蕃塀の形(印象)がかなり変わることが明らかである。しかし、その相違が何を意味するのかはよく分からない。
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         岩倉市神明生田神社の蕃塀
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         愛西市塩田神社の蕃塀
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by banbeimania | 2009-06-22 00:55 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(屋根長—1)

 今回は、全部で368基存在する石造連子窓型蕃塀の屋根長について検討する。

 私が、石造連子窓型蕃塀の屋根長としたのは、屋根の左右両端の距離(写真参照)である。蕃塀の屋根は主柱よりも大きく両外側に広がっているので、本体長よりも長くなるものである。計測の方法は、本体長と同様、1mの物差しをおおむね蕃塀中央に置いた状態で正面から写真撮影し、その画像から計算したものであって、実測値ではない。ここではこの数値を用いて検討したい。
e0113570_121728.jpg
           岩倉市大市場県明神社の蕃塀

 この結果、石造連子窓型蕃塀の本体長は、約1.8mから約6.2mまで分布することが明らかとなった。本体長の分布頻度を示したのが、下記のグラフである。
e0113570_2222246.jpg

 屋根長の長い順に並べた際に、上位12位になるものを列挙すると、
1位:江南市宮田川島神社(約6.2m:本体長1位)
2位:一宮市伊富利部神社(約5.4m:本体長4位)
3位:愛西市日置八幡宮(約5.3m:本体長6位タイ)
4位:名古屋市天白区島田神社(約5.1m:本体長2位)、海部郡七宝町藤島神社(約5.1m:本体長3位)、愛西市西川端神明社(約5.1m:本体長8位タイ)
7位:各務原市上ノ島神明神社(約5.0m:本体長6位タイ)
8位:一宮市貴船神明社(約4.8m:本体長11位タイ)
9位:一宮市奥町若宮神明社(約4.6m:本体長11位タイ)、一宮市丹陽九日市場日吉社(約4.6m:本体長8位タイ)
11位:名古屋市守山区大森八劔神社(約4.5m:本体長32位タイ)、一宮市三條神社(約4.5m:本体長15位タイ)、稲沢市河俣下神社(約4.5m:本体長15位タイ)
となる。

 一方、屋根長の短い順に並べた際に、上位8位になるものを列挙すると、
1位:岩倉市大市場神明社(約1.8m:本体長2位タイ)、岩倉市大市場県明神社(約1.8m:本体長2位タイ)
3位:丹羽郡大口町大御堂縣神社(約1.9m:本体長1位)、北名古屋市二子神明社(約1.9m:本体長2位タイ)
5位:一宮市白旗通八幡社(約2.1m:本体長11位タイ)
6位:一宮市大赤見日吉社(約2.2m:本体長11位タイ)
7位:犬山市楽田青塚前神明社(約2.3m:本体長5位タイ)、
8位:一宮市江森津島社(約2.4m:本体長5位タイ)、北名古屋市西之保喰守社(約2.4m:本体長5位タイ)、一宮市丹陽三ツ井休郷八幡社(約2.4m:本体長5位タイ)、江南市天王津島社(約2.4m:本体長5位タイ)、岩倉市川井白山社(約2.4m:本体長24位タイ)
となる。

 この結果をみると、当然といえば当然のことなのだが、本体長の長短に応じて屋根長の長短もおおよそ比例していることが分かる。しかし、木造連子窓型蕃塀と同様に、必ずしも対応関係が合致しているわけではなく、例えば名古屋市守山区大森八劔神社は本体長が上位32位タイに過ぎないのに、屋根長が上位11位タイに上昇しているような事例がある。(2009年6月22日加筆修正)
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by banbeimania | 2009-06-21 12:19 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(本体長—4)

 全部で368基存在する石造連子窓型蕃塀の本体長を約0.1m単位にグラフにすると、約2.7m付近で分布のピーク(山)が認められる。特に約2.7mとなるものが81基(約22%)存在する。これは何を意味しているのであろうか。

 木造連子窓型蕃塀の本体長では約2.8mおよび約3.7mなるものが多かった。これについては次のように考えられた。すなわち、柱の太さを0.1mと仮定すると、外側どうしの柱の中心の距離が、それぞれ約2.7mと約3.6mと計算される。多くの蕃塀は3間(主柱4本)であることから、1間の距離はそれぞれ約0.9mと約1.2mと算定される。これは、尺貫法に換算すると約3尺と約4尺であり、切りのよい数値である。

 したがって、石造連子窓型蕃塀の本体長の分布のピークである約2.7mは、尺貫法に換算すると約9尺(6尺を1間とすると、1間半)である。この場合、柱の太さを含めた状態で切りのよい数値となる点が、木造連子窓型蕃塀の場合と異なるが、石造連子窓型蕃塀が1間半の部分に多く分布するのは、自然なことといえよう。ちなみに、石造連子窓型蕃塀の中で最も本体長が長い江南市宮田川島神社は約5.4mで、ちょうど約2.7mの倍の数値であり、6尺を1間とすると3間の蕃塀ということができる。
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(2009年6月21日と6月22日加筆修正))
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by banbeimania | 2009-06-20 00:43 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の規模(本体長—3)

 今回は、石造連子窓型蕃塀の中で本体長が短いものについて、具体的に検討したい。本体長の短い順に並べた際に、上位に来るものを列挙すると、下記のようになる。

1位:大口町大御堂縣神社(約1.4m)
2位:岩倉市大市場神明社、岩倉市大市場県明神社、北名古屋市二子神明社(約1.6m)
5位:一宮市江森津島社、清須市朝日厳島神社、北名古屋市西之保喰守社、一宮市丹陽三ツ井休郷八幡社、犬山市楽田青塚前神明社、江南市天王津島社(約1.8m)
11位:一宮市大赤見日吉社、稲沢市六角堂八幡社、愛西市立石八幡社、一宮市白旗通八幡社、各務原市小網2126番地神明神社、一宮市東五城若宮神明社(約1.9m)
17位:北名古屋市鹿田若宮神社、一宮市千秋佐野厳島社、岩倉市稲荷町稲荷社、岩倉市野寄八剱社、春日井市上野神明神社、名古屋市港区上中神明社、一宮市小信中島神明社(約2m)
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          大口町大御堂縣神社の蕃塀

 このようにみると、17位タイまで(約2.0m以下)には格の高い大きな神社はほとんどなく、例えば式内社に比定される神社には全く存在していない。前回の結果も合わせて考えると、蕃塀の本体長(規模)と神社の格や規模はある程度の相関関係が認められるといえる。

 ただし、木造連子窓型蕃塀では比較的良好に確認された本体長と間数との相関関係は、石造連子窓型蕃塀の場合はあまりうまく言えないようだ。確かに本体長が約2.0m以下の規模が極めて小さいもの24基の中で、2間のものは15基存在し、その割合は高いといえる。しかし、本体長が5位にランクされる稲沢市法立神明社の蕃塀が2間であること、1間の石造連子窓型蕃塀で本体長が短いという事例がないこと、4間の蕃塀で本体長がやや長いという事例がないこと、あるいは二子神明社・田青塚前神明社・天王津島社などは3間の蕃塀でありながら、規模は小さいものであることなどを考慮すると、石造連子窓型蕃塀における本体長と間数との相関関係が高いとは言いがたい。(2009年6月21日と6月22日加筆修正)
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by banbeimania | 2009-06-19 00:15 | 蕃塀を深める | Comments(0)