蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その11)

 木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根の大棟について、その瓦を積み上げ方から4種に分類しているが、今回はこのうちの桟瓦葺き屋根大棟Bタイプを説明する。

 桟瓦葺き屋根大棟Bタイプは、棟反りが少ない並甍棟のものである。並甍棟とは、大棟の最下段に並甍瓦(軒桟瓦)を並べたものである。上位には桟瓦葺き屋根大棟Aタイプと同様に、熨斗瓦と呼ばれる平瓦のような瓦を平積みし、最上部に伏間瓦を置いている。結果、桟瓦葺き屋根大棟Bタイプは、正面から見た時に、大棟の下部が軒先と同様な装飾に見えるものであると言えよう。

 桟瓦葺き屋根大棟Bタイプには、犬山市塔野地東屋敷熊野社例と犬山市羽黒南郷白山社例の2事例がある。
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         犬山市塔野地東屋敷熊野社の蕃塀の大棟
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         犬山市羽黒南郷白山社の蕃塀の大棟

 桟瓦葺き屋根分類との対応関係を確認すると、2例とも降棟が両端に1列ありその先端付近に留蓋瓦を置く「桟瓦葺き屋根Aタイプ1類」であることが判明した。この結果、犬山市塔野地東屋敷熊野社の蕃塀と犬山市羽黒南郷白山社の蕃塀は、屋根の造りがかなり共通していることが明らかになった。
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by banbeimania | 2010-01-31 13:06 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その10)

 前回、木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根の大棟について、その瓦を積み上げ方から4種に分類してみた。今回はこれを具体的に紹介していきたい。まずは、桟瓦葺き屋根大棟Aタイプを説明する。

 桟瓦葺き屋根大棟Aタイプは、棟反りが少ない熨斗棟のものである。軒反りとは、大棟の両端が中央部に比べ高くなり、両端が反り上がってみえるものである。AタイプからCタイプは、ほとんど反りがないもの、つまり大棟が横方向に一直線にのびているものである。一方、熨斗棟とは、熨斗瓦と呼ばれる平瓦のような瓦を平積みし、最上部に伏間瓦を置くものである。結果、桟瓦葺き屋根大棟Aタイプは、正面から見た時に瓦が直線的に平積みされたように見えるものであると言えよう。

 桟瓦葺き屋根大棟Aタイプには、一宮市大和妙興寺白山社例、犬山市羽黒堂ヶ洞神明社例、丹羽郡扶桑町託美神社例、清須市下河原八幡社例、犬山市西古券吉野社例、小牧市東田中八所社例、清須市落合八劔社例、丹羽郡扶桑町楉埜神社例、名古屋市西区上小田井星神社例、犬山市東古券熊野神社例、犬山市寺下神明社例、稲沢市長野神明社例、丹羽郡扶桑町高木高熊神社例の13事例がある。
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          一宮市大和妙興寺白山社の蕃塀の大棟

 桟瓦葺き屋根分類との対応関係を確認すると、桟瓦葺き屋根分類のA〜Dタイプの全てに事例が存在することが判明した。特に、側面に平袖瓦が用いられ、大棟の鬼瓦に経の巻型鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Bタイプ」については、全ての事例が大棟Aタイプに属している。
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by banbeimania | 2010-01-30 21:01 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その9)

 前回までは、木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根のうち、破風(屋根側面)に着目してみた。今日からは大棟の造作に注目してみたい。

 屋根の頂部に相当する大棟は、さまざまな瓦を積み上げて高く見せる形になっている。この瓦の積み方から、下記の4種に分類してみたい。

桟瓦葺き屋根大棟Aタイプ:棟反り(むねぞり)が少ない熨斗棟(のしむね)のもの。
桟瓦葺き屋根大棟Bタイプ:棟反り(むねぞり)が少ない並甍棟(なみいらかむね)のもの。
桟瓦葺き大棟Cタイプ:棟反り(むねぞり)が少ない組棟(くみむね)のもの。
桟瓦葺き屋根大棟Dタイプ:棟反り(むねぞり)がややある輪違い組棟(わちがいのしむね)のもの。

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          清須市下河原八幡社の蕃塀
(2010年1月30日に修正した)
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by banbeimania | 2010-01-29 23:27 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その8)

 前回は、桟瓦葺き屋根を持つ木造連子窓型蕃塀のうち、側面に平袖瓦が用いられ大棟に普通の鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Dタイプ」を紹介した。桟瓦葺き屋根Dタイプは全部で5事例存在するが、これらは全て降棟や留蓋瓦を持たないものであった。

 さて、側面に平袖瓦が用いられるものとして、桟瓦葺き屋根Bタイプと桟瓦葺き屋根Dタイプの屋根がある。これらの平袖瓦が用いられる屋根(全7例)は、全て降棟が両端に存在しない。この点は、側面に並掛瓦が用いられるものは、降棟が両端に存在するものが大半を占めることとは大きく異なっている。この結果、側面を装飾する平袖瓦が用いられる屋根は、側面ばかりでなく屋根全体の造りが単純なものとなっていることが判明する。

 ただし、桟瓦葺き屋根Dタイプの屋根を持つ木造連子窓型蕃塀のうち、丹羽郡扶桑町高木高熊神社の蕃塀だけは、大棟の鬼瓦の上位に鯱瓦を置くもので、やや豪華に見せている。

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          丹羽郡扶桑町高木高熊神社の蕃塀
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by banbeimania | 2010-01-28 21:59 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その7)

 桟瓦葺き屋根を持つ木造連子窓型蕃塀は、屋根側面(破風)の瓦の葺き方から大きく4類に分類できる。今日は、側面に平袖瓦が用いられ大棟に普通の鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Dタイプ」を紹介したい。

 桟瓦葺き屋根Dタイプの屋根を持つ木造連子窓型蕃塀には、名古屋市西区上小田井星神社、犬山市東古券熊野神社、犬山市寺下神明社、稲沢市長野神明社、丹羽郡扶桑町高木高熊神社の5例が存在する。

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         名古屋市西区上小田井星神社の蕃塀の破風
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         犬山市東古券熊野神社の蕃塀の破風
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         犬山市寺下神明社の蕃塀の破風
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         稲沢市長野神明社の蕃塀の破風
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         丹羽郡扶桑町高木高熊神社の蕃塀の破風
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by banbeimania | 2010-01-27 20:58 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その6)

 現在は木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根を検討している。前回は、側面に並掛瓦が用いられ大棟に普通の鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Cタイプ」を紹介した。今回はもう少しこのタイプを検討したい。

 側面に並掛瓦が用いられるものとして、桟瓦葺き屋根Aタイプと桟瓦葺き屋根Cタイプの屋根がある。これらの並掛瓦が用いられる屋根は、降棟が両端に存在するものが大半を占め、12例中11例を数える。降棟の先端付近に留蓋瓦を置くものも半数(6例)を占めている。この結果、側面を装飾する並掛瓦が用いられる屋根は、側面ばかりでなく屋根全体の造りが複雑なものとなっていることが判明する。

 唯一、降棟を持たないで側面に並掛瓦が用いられる木造連子窓型蕃塀の一宮市大和於保大神社例は、並掛瓦の軒平瓦部分が花弁状に波打った形となっており、あまり見ないタイプと言えよう。
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by banbeimania | 2010-01-26 21:21 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その5)

 桟瓦葺き屋根を持つ木造連子窓型蕃塀は、屋根側面(破風)の瓦の葺き方から大きく4類に分類できる。今日は、側面に並掛瓦が用いられ大棟に普通の鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Cタイプ」を紹介したい。

 桟瓦葺き屋根Cタイプの屋根を持つ木造連子窓型蕃塀には、一宮市大和於保大神社、犬山市犬山若宮八幡社、清須市落合八劔社、丹羽郡扶桑町楉埜神社Bの4例が存在する。

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         一宮市大和於保大神社の蕃塀の破風
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         犬山市犬山若宮八幡社の蕃塀の破風
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         清須市落合八劔社の蕃塀の破風
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         丹羽郡扶桑町楉埜神社の蕃塀Bの破風

 Cタイプの特徴の一つである「普通の鬼瓦」とは、鬼瓦の上位に「経の巻」と呼ばれる円柱形のものが付かないタイプである(大神社例を参照)。 屋根の形状について、降棟(くだりむね)と留蓋(とめぶた)の有無からもう少し細かく分けると、次の3類に区分できる。

桟瓦葺き屋根Cタイプ1類:降棟が両端に1列あり、その先端付近に留蓋瓦を置くもの(犬山市犬山若宮八幡社例)
桟瓦葺き屋根Cタイプ2類:降棟が両端に1列あり、留蓋瓦を置かないもの(清須市落合八劔社例・丹羽郡扶桑町楉埜神社B例)
桟瓦葺き屋根Cタイプ3類:降棟が両端に存在しないもの(一宮市大和於保大神社例)
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by banbeimania | 2010-01-24 20:01 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その4)

 桟瓦葺き屋根を持つ木造連子窓型蕃塀は、屋根側面(破風)の瓦の葺き方から大きく4類に分類できる。今日は、側面に平袖瓦が用いられ、大棟の鬼瓦に経の巻型鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Bタイプ」を紹介したい。

 桟瓦葺き屋根Bタイプの屋根を持つ木造連子窓型蕃塀には、犬山市西古券吉野社と小牧市東田中八所社の2例が存在する。

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         犬山市西古券吉野社の蕃塀の破風
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         小牧市東田中八所社の蕃塀の破風

 Bタイプの特徴の一つである「平袖瓦」とは、屋根側面に葺かれた瓦が平板な仕上がりになっているものである(西古券吉野社例を参照)。この桟瓦葺き屋根Bタイプに属する2社の蕃塀は、ともに屋根面の両端に降棟が無いもので、桟瓦葺き屋根Aタイプと相違して屋根面はシンプルな形となっている。犬山市西古券吉野社の蕃塀の場合は、屋根面にわずかに反りが認められるが、小牧市東田中八所社の蕃塀は直線屋根である。
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by banbeimania | 2010-01-23 23:13 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その3)

 現在は、側面に並掛瓦が用いられ大棟の鬼瓦に経の巻型鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Aタイプ」の桟瓦葺き屋根を持つ木造連子窓型蕃塀を検討している。このタイプは全部で8例が存在し、昨日までにおおむね紹介を終えた。ここでは、さらにもう少し検討を進めたい。

 屋根の形状について、降棟(くだりむね)と留蓋(とめぶた)の有無からもう少し細かく分けると、次の3類に区分できる。


桟瓦葺き屋根Aタイプ1類:降棟が両端に1列あり、その先端付近に留蓋瓦を置くもの(一宮市大和戸塚春日社例・犬山市塔野地東屋敷熊野社例・犬山市羽黒南郷白山社例・犬山市羽黒堂ヶ洞神明社例・丹羽郡扶桑町託美神社例)
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         一宮市大和戸塚春日社例

桟瓦葺き屋根Aタイプ2類:降棟が両端に2列あり、留蓋瓦を置かないもの(清須市上畠神明社例・清須市下河原八幡社例)
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         清須市下河原八幡社例

桟瓦葺き屋根Aタイプ3類:降棟が両端に1列あり、留蓋瓦を置かないもの(一宮市大和妙興寺白山社例)
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         一宮市大和妙興寺白山社例

 木造蕃塀については、製作者や製作年代がすぐには判明しないので、石造蕃塀と比べて、蕃塀の形と年代や作者との関係を分析することが難しい。しかし、蕃塀の所在地に着目すると、降棟が両端に2列ある桟瓦葺き屋根Aタイプ2類は清須市に限定されるタイプということができるかもしれない。
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by banbeimania | 2010-01-22 22:49 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の桟瓦葺き屋根(その2)

 現在は、側面に並掛瓦が用いられ、大棟の鬼瓦に経の巻型鬼瓦が使用される「桟瓦葺き屋根Aタイプ」を紹介している。この桟瓦葺き屋根Aタイプの屋根を持つ木造連子窓型蕃塀には8例が存在するが、今日は残りの4例を紹介する。

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       犬山市羽黒堂ヶ洞神明社の蕃塀の破風
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       丹羽郡扶桑町託美神社の蕃塀の破風
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       清須市上畠神明社の蕃塀の破風
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       清須市下河原八幡社の蕃塀の破風

 ここで「桟瓦葺き屋根Aタイプ」の定義を解説しておきたい。木造連子窓型蕃塀は基本的に切妻造りで、屋根の側面がスパッと切断されたような状態となっている。このため、屋根瓦についてもその側面をうまく処理することが必要となっており、仕上がりが軒桟瓦と同じような形になる瓦を「並掛瓦」と呼んでいる(羽黒堂ヶ洞神明社例を参照)。そして、屋根の頂部に相当する大棟の両端には鬼瓦が配置されるが、その鬼瓦の上位に「経の巻」と呼ばれる円柱形のものが3個(場合によって5個)付くものを、「経の巻型鬼瓦」と称している。
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by banbeimania | 2010-01-21 22:24 | 蕃塀を深める | Comments(0)