蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
by banbeimania
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蕃塀マニア余話(その2)

 もともといろいろな場所を巡り、調べることを好んでいた蕃塀マニアは、「蕃塀」というテーマに至るまでには、道路や町並み、庭園などさまざまなものを見て回っていた。現在もそのうちのいくつかはひそかに継続中なのだが、その際に熱くなれるか否かは、全部を制覇できる見込みがあるかにかかっている。ちょっと見た目は難しく、だけども気合いを入れればやれそうな気がする、そういう対象がちょうどいいのだ。

 かなり前に、ある高速道路のサービスエリアで偶然にサービスエリアのスタンプ帳を入手したことがある。この偶然をきっかけに、その後10年以上をかけて全サービスエリアを制覇した(今は新しい高速道路が増えたので現時点では網羅してはいないが)。蕃塀マニアにとっては、「蕃塀」という対象は、愛知県下に所在する3000社以上の神社とその周辺を参拝すれば見通しが立つという意味で、「手頃な」ものに感じられたのだ。
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by banbeimania | 2010-06-30 00:03 | 探索の記録 | Comments(0)

蕃塀マニア余話(その1)

 本ブログでは、閑話休題的な話題として神社探訪余話を不定期に記述してきた。しかし、蕃塀が多く分布する地域の調査を終えてしまった現在、神社参拝の頻度は著しくペースダウンしてしまい、結果余話の新しいネタをうまく見つけられていない状況である。未だ愛知県下の神社を網羅的に参拝し終えていないにも関わらず、だ。

 一方、取材し終えた蕃塀の超マニアックな分析作業は着実に進み、蕃塀の変化の流れが徐々に明らかになっている。それに加え、「みちくさ学会」の講師に参加することとなり、新しい雰囲気で表現する機会を得ている。特に、「みちくさ学会」の他の講師陣の記事に触れることにより、いろいろな刺激を受けている。

 こうした状況を受け、少しの間「蕃塀アニア余話」と題して、これまでの蕃塀マニアの考え方や現在思うことなどを示してみたいと思う。

 さて、その初回である。蕃塀マニアが「蕃塀」に着目したきっかけは、以前の記事に示した通り、はじめに謎の塀を他の地域の方に説明できなかったこと、そしてその後に謎の塀が蕃塀という名前のものであることを知ったからであった。きっかけはそうであっても、それを網羅的に調べようと思ったのは、蕃塀マニアが元々マニアックな性格であったことは言うまでもないが、だからといって、それだけで現在に至ったわけではない。それには、当初からある程度のもくろみがあったからである。(以下続く)
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by banbeimania | 2010-06-28 22:42 | 探索の記録 | Comments(0)

2間の羽目板部のまとめ(その2)

 2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は、これまでの検討の結果、大きく11類23タイプに区分できた。前回にこれらを製作年代に並べた図を掲載したが、今回はこれを若干説明していきたい。

 この図をみると、11類23タイプに区分した2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は、4期に区分して整理できることが分かる。
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 1期(1912年〜1915年):装飾を持たない無紋縦板の3タイプの羽目板部が登場した。木造蕃塀の羽目板部をそのままコピーしたものと言うことができ、紋様を彫刻しやすい石造としての特徴をまだ生かしていない段階と見られる。
 2期(1916年〜1926年):波涛上を飛翔する鳥紋、鹿紋などの紋様が施されたものと、方形枠が施されたものが登場する。1期に登場した無紋縦板の3タイプの羽目板部はこの時期まで継続していた。多様な紋様が出現していることから、創造性が豊かな段階といえよう。
 3期(1927年〜1940年):阿吽の獅子紋が描かれる事例が出現し、主流となる時期である。獅子紋以外のタイプも多産されており、爛熟期である印象がある。しかし、2期に比べれば新規デザインの創出ペースは減少しており、衰退期に向かっているとも考えられる。
 4期(1953年〜):1941年〜1952年の空白期間を挟んで迎える段階。阿吽の獅子紋が描かれるものと、方形枠が施されたもののみが製作された。パターン化されたものが継続的に作製された状況を読み取ることができ、その意味ではやや面白みに欠けるきらいがある時期と評価できよう。

 以上のようにみると、2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく、シンプル→多様な紋様→獅子紋という流れで変化していると思われる。
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by banbeimania | 2010-06-27 10:14 | 蕃塀を深める | Comments(0)

2間の羽目板部のまとめ(その1)

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by banbeimania | 2010-06-24 21:18 | 蕃塀を深める | Comments(0)

横板を置く2間の羽目板部

 2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分できるが、今回は最後の横板を嵌め込む事例について詳しく検討していきたい。

 横板を嵌め込む羽目板部を持つ2間巾の石造連子窓型蕃塀には、岩倉市大市場県明神社、岩倉市大市場神明社の2事例のみが存在する。これを具体的に例示する。

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           岩倉市大市場県明神社の蕃塀の羽目板部
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岩倉市大市場神明社の蕃塀の羽目板部

 この大市場県明神社と大市場神明社の蕃塀は、製作年代と製作者はともに不明である。大市場県明神社例は羽目板の表面が無紋のままであるのに対して、大市場神明社例は羽目板の表面に梅樹紋がレリーフされている。家紋のような梅花紋は類例を挙げることできるが、このような梅樹の紋様はこれまで紹介してきた蕃塀の中では例を見ないものであった。
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by banbeimania | 2010-06-23 00:09 | 蕃塀を深める | Comments(0)

無紋の縦板を嵌め込む2間の羽目板部(その4)

 2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、これまでに10番目の無紋の縦板が嵌め込まれる事例について紹介してきた。今回はこれをもう少し検討してみたい。

 まず、無紋の縦板が嵌め込まれる事例を製作年に着目し整理すると、1912年に小牧市三ツ渕原新田神明神社と岩倉市曽野神明社、1915年に一宮市浅野白山社と一宮市赤見国玉神社(推定)、1916年に一宮市北小渕八幡社、1918年に小牧市岩崎原新田津島社、1920年に稲沢市福島神明社Bの各蕃塀が製作されていることが分かる。一宮市千秋小山神明社の蕃塀は1904〜1905年を記念に製作されたが詳細は不明、また一宮市千秋小山日吉社は製作年代が不明であった。

 また、製作者については、一宮市赤見国玉神社例が川島花太郎によるものである以外は不明であった。これらの結果をまとめると下図のようになる。
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 この結果、他のタイプの羽目板部に比べ、圧倒的に古いものばかりであることが判明した。つまり石造連子窓型蕃塀の初期の作品には、紋様を全く持たない縦板が嵌め込まれていたということである。その中でも、当初は1912年に6枚ずつのAタイプと2枚ずつのDタイプが登場し、1915年以降は3枚ずつのCタイプが多産されるというようにまとめることができる。
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by banbeimania | 2010-06-22 00:09 | 蕃塀を深める | Comments(0)

無紋の縦板を嵌め込む2間の羽目板部(その3)

 2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、現在は10番目の無紋の縦板が嵌め込まれる事例について詳しく検討している。
これらは、各区画に嵌め込まれた縦板の枚数で4類に細分することができる。今日は残りの縦板のみCタイプと縦板のみDタイプを紹介する。

 羽目板部の各区画に縦板が3枚(2区画分の縦板の合計枚数は6枚)嵌め込まれた縦板のみCタイプの羽目板部を持つ2間巾の石造連子窓型蕃塀は、一宮市北小渕八幡社、一宮市赤見国玉神社、小牧市岩崎原新田津島社、稲沢市福島神明社Bの4社に存在する。

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          一宮市北小渕八幡社の蕃塀の羽目板部
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          一宮市赤見国玉神社の蕃塀の羽目板部
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          小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀の羽目板部
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          稲沢市福島神明社Bの蕃塀の羽目板部

 また、羽目板部の各区画に縦板が2枚(2区画分の縦板の合計枚数は4枚)嵌め込まれた縦板のみDタイプの羽目板部を持つ2間巾の石造連子窓型蕃塀は、小牧市三ツ渕原新田神明神社のみに存在する。(投稿日夜に加筆修正した)

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          小牧市三ツ渕原新田神明神社の蕃塀の羽目板部
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by banbeimania | 2010-06-21 00:15 | 蕃塀を深める | Comments(0)

無紋の縦板を嵌め込む2間の羽目板部(その2)

 2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、現在は10番目の無紋の縦板が嵌め込まれる事例について詳しく検討している。
これらは、各区画に嵌め込まれた縦板の枚数で4類に細分することができる。今日はこのうちの縦板のみAタイプと縦板のみBタイプとを紹介する。

 羽目板部の各区画に縦板が6枚(2区画分の縦板の合計枚数は12枚)嵌め込まれた縦板のみAタイプの羽目板部を持つ2間巾の石造連子窓型蕃塀は、一宮市千秋小山神明社、一宮市浅野白山社、岩倉市曽野神明社の3社に存在する。
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          一宮市千秋小山神明社の蕃塀の羽目板部
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          一宮市浅野白山社の蕃塀の羽目板部
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          岩倉市曽野神明社の蕃塀の羽目板部

 また、羽目板部の各区画に縦板が5枚(2区画分の縦板の合計枚数は10枚)嵌め込まれた縦板のみBタイプの羽目板部を持つ2間巾の石造連子窓型蕃塀は、一宮市千秋小山日吉社のみに存在する。
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          一宮市千秋小山日吉社の蕃塀の羽目板部
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by banbeimania | 2010-06-20 08:46 | 蕃塀を深める | Comments(0)

無紋の縦板を嵌め込む2間の羽目板部(その1)

 現在は、石造連子窓型蕃塀の下半部に相当する羽目板部というパーツに注目し検討している。中でも2間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分できるが、今回からは10番目に分類される、無紋の縦板が嵌め込まれる事例について詳しく検討していきたいと思う。

 無紋の縦板のみが嵌め込まれた羽目板部を持つ2間巾の石造連子窓型蕃塀には、一宮市北小渕八幡社、一宮市赤見国玉神社、一宮市千秋小山日吉社、一宮市千秋小山神明社、一宮市浅野白山社、小牧市三ツ渕原新田神明神社、小牧市岩崎原新田津島社、稲沢市福島神明社B、岩倉市曽野神明社の9事例が存在する。

 これらは、蕃塀の上半部である欄間部に着目すると、9事例全部が欄間部をそもそも全く持たないものであった(一方、見方を変えると、欄間部が存在しない石造連子窓型蕃塀23例の中で9事例が無紋の縦板のみが嵌め込まれた羽目板部であったと言える)。欄間部の状態と羽目板部の状況が大きく関連している好例といえよう。
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          小牧市岩崎原新田津島社の蕃塀

 さて、無紋の縦板のみが嵌め込まれた羽目板部は、各区画に嵌め込まれた縦板の枚数で、以下の4類に細分することができる。
縦板のみAタイプ:羽目板部の各区画に縦板が6枚嵌め込まれたもの(縦板の合計枚数は12枚)
縦板のみBタイプ:羽目板部の各区画に縦板が5枚嵌め込まれたもの(縦板の合計枚数は10枚)
縦板のみCタイプ:羽目板部の各区画に縦板が3枚嵌め込まれたもの(縦板の合計枚数は6枚)
縦板のみDタイプ:羽目板部の各区画に縦板が2枚嵌め込まれたもの(縦板の合計枚数は4枚)
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by banbeimania | 2010-06-19 09:19 | 蕃塀を深める | Comments(0)

方形枠を置く2間の羽目板部(その6)

 神社の鳥居と拝殿の間にある不思議な短塀を蕃塀(ばんぺい)と呼んでいる。この蕃塀は、材質から石造や木造などに分けられ、形状から連子窓型と衝立型に区分される。すでに個別事例の紹介(560例以上)を終え、今はマニアックに蕃塀の細部を観察し比較・検討している。現在は、石造連子窓型蕃塀の下半部に相当する羽目板部というパーツに注目し、表面に方形枠のみが表現されるものを中心に検討している。

 方形枠のみが表現される羽目板部は全部で18事例存在する。これらは、2区画に区分されたそれぞれの羽目板に、角を少し変形させた方形の段差を設けたもので、段差の状態から3類に大別できた。これを製作年代と作者に着目して並べると下図のように整理される。
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 この結果、方形部分が突出し粗く削り出したままの方形枠のみAタイプは戦前、方形部分が凹む方形枠のみCタイプは戦後、方形部分が突出し平坦に磨かれた方形枠のみBタイプは戦前から戦後にかけて製作されたことが判明した。3タイプとも特定の作者に集中することはなく、作者不明なものが多いといえる。
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by banbeimania | 2010-06-18 00:14 | 蕃塀を深める | Comments(0)