蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その27)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、そのうち3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、さらに12類に細分できる。今回からは、方形枠内全体が低くなり、隅角部は扇形(円形の4分の1の形)に内側へ膨らませた状態になっている「全方形枠Dタイプ」を検討したい。
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 隅角部が抉り取られたような形状となる「全方形枠Dタイプ」の羽目板部を持つ石造連子窓型蕃塀は全部で7基存在するが、これらは方形枠の縦と横の比率から、さらに3段階(類)に細分できる。

 全方形枠Dタイプ1類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1.3:1となるもの
 全方形枠Dタイプ2類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1となるもの
 全方形枠Dタイプ3類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1.3となるもの

 全方形枠Dタイプ1類:2例
 全方形枠Dタイプ2類:3例
 全方形枠Dタイプ3類:1例
 全方形枠Dタイプ不明:1例
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by banbeimania | 2010-08-31 22:50 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その26)

 神社の鳥居と拝殿の間にある蕃塀と呼ばれる不思議な短塀は560例以上存在する。現在、石造連子窓型蕃塀と分類されたものの下半部に相当する羽目板部というパーツに注目している。3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、そのうち3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例はさらに12類に細分され、その中の方形枠内全体が低くなり隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る全方形枠Cタイプの事例を具体的に紹介してきた。

 このような全方形枠Cタイプは全部で20基存在し、方形枠の形から5類に細分できる。細別された分類ごとに製作年代と製作者を整理したのが、下図である。
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 これをみると、2類・1類・5類の順に各羽目板部を持つ蕃塀が出現し、1926年に全てのタイプが登場している。全体の傾向を見ると、1920年代を中心に全方形枠Cタイプの事例が多量に製作され、その後建造活動は中断し1985年以降に方形枠の全体の形状が縦長になる方形になるものが多量に生産されたことが分かる。製作者については、特定の作家が目立つ形にはなっていないといえよう。
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by banbeimania | 2010-08-30 22:57 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その25)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部の中で3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、12類に細分できる。現在、方形枠内全体が低くなり隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る「全方形枠Cタイプ」を具体的に検討している。

 今日は、最後の方形枠がかなり横長となる(方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1.3となる)全方形枠Cタイプ5類を紹介する。全方形枠Cタイプ5類の羽目板部を持つ3間巾の石造連子窓型蕃塀には、一宮市上祖父江八劔社1925の事例のみが存在する。これを具体的に例示する。

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          一宮市上祖父江八劔社の蕃塀の羽目板部

 さて、この一宮市上祖父江八劔社の蕃塀は1925年に製作されたが、その作者は不明であった。1926年に製作された全方形枠Cタイプ4類の北名古屋市鹿田新宮社の事例を合わせると、横長となる全方形枠Cタイプの羽目板部を持つ蕃塀は1920年代半ばの限られた年代に製作されたものといえよう。
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by banbeimania | 2010-08-29 23:01 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その24)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部の中で3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、12類に細分できる。現在、方形枠内全体が低くなり隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る「全方形枠Cタイプ」を具体的に検討している。

 今日は、方形枠が少し横長となる(方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1.2となる)全方形枠Cタイプ4類を紹介する。全方形枠Cタイプ4類の羽目板部を持つ3間巾の石造連子窓型蕃塀には、北名古屋市鹿田新宮社の事例のみが存在する。これを具体的に例示する。

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          北名古屋市鹿田新宮社の蕃塀の羽目板部

 さて、この北名古屋市鹿田新宮社の蕃塀は1926年に製作されたが、その作者は不明であった。
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by banbeimania | 2010-08-28 21:52 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その23)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部の中で3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、12類に細分できる。現在、方形枠内全体が低くなり隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る「全方形枠Cタイプ」を具体的に検討している。

 今日は、方形枠がほぼ正方形となる(方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1となる)全方形枠Cタイプ3類を紹介する。全方形枠Cタイプ3類の羽目板部を持つ3間巾の石造連子窓型蕃塀には、一宮市島村宇夫須那神社、一宮市大毛神社、一宮市千秋穂積塚本八幡社、春日井市大留神明神社、春日井市大手八幡神社、江南市松竹七所社、岩倉市大地坂折社、あま市(旧七宝町)桂八劔社の8事例が存在する。このうち3事例を具体的に例示する。

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          春日井市大手八幡神社の蕃塀の羽目板部
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          江南市松竹七所社の蕃塀の羽目板部
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          岩倉市大地坂折社の蕃塀の羽目板部

 さて、これらを製作年代で整理すると、1927年に松竹七所社例、1928年に桂八劔社例、1930年に島村宇夫須那神社例、1986年に大地坂折社例、1989年に千秋穂積塚本八幡社例、1990年に大手八幡神社例、1992年に大毛神社例、1993年に大留神明神社例が、それぞれ製作されたことが分かる。一方、製作者については、松竹七所社例が江南市の亀山銀蔵、大手八幡神社例が岡崎市の永田石材店(推定)、桂八劔社例が石芳の作品であるが、千秋穂積塚本八幡社、島村宇夫須那神社、大毛神社、大留神明神社例と大地坂折社例は作者が不明であった。

 この結果、全方形枠Cタイプ3類の羽目板部を持つ蕃塀は1927年〜1930年と1986年以降の2時期に製作されたことが判明した。
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by banbeimania | 2010-08-27 22:55 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その22)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部の中で3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、12類に細分できる。現在、方形枠内全体が低くなり隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る「全方形枠Cタイプ」を具体的に検討している。

 今日は、方形枠がわずかに縦長となる(方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1.1:1となる)全方形枠Cタイプ2類を紹介する。全方形枠Cタイプ2類の羽目板部を持つ3間巾の石造連子窓型蕃塀には、江南市尾崎白山社、江南市赤童子白山社、小牧市入鹿出新田神明社、稲沢市祖父江広口八幡社、稲沢市稲島八幡社、岩倉市東町神明社の6事例が存在する。このうち3事例を具体的に例示する。

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          江南市赤童子白山社の蕃塀の羽目板部
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          小牧市入鹿出新田神明社の蕃塀の羽目板部
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          稲沢市祖父江広口八幡社の蕃塀の羽目板部

 さて、これらを製作年代で整理すると、1917年に東町神明社例、1918年に入鹿出新田神明社例、1920年に尾崎白山社例、1926年に赤童子白山社例、1939年に稲島八幡社例、1987年に祖父江広口八幡社例が、それぞれ製作されたことが分かる。一方、製作者については、尾崎白山社例が名古屋市西区の荒木弥助、赤童子白山社例が江南市の亀山銀造、稲島八幡社例が稲沢市の石松(推定)入鹿出新田神明社例が岩倉市の石甚の作品であるが、東町神明社例と祖父江広口八幡社例は作者が不明であった。

 この結果、全方形枠Cタイプ2類の羽目板部を持つ蕃塀の製作年代や石作者は、あまりまとまった特徴を持っていないように感じられる。
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by banbeimania | 2010-08-26 22:48 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その21)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、そのうち3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、さらに12類に細分できる。今回からは、方形枠内全体が低くなり、隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る「全方形枠Cタイプ」を具体的にみていく。

 まず、方形枠が少し縦長となる(方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1.2:1となる)全方形枠Cタイプ1類を紹介する。全方形枠Cタイプ1類の羽目板部を持つ3間巾の石造連子窓型蕃塀には、名古屋市守山区下志段味八幡神社、稲沢市堀之内八幡社、岩倉市神明生田神社、あま市(旧美和町)北苅白山社の4事例が存在する。これを具体的に例示する。

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         名古屋市守山区下志段味八幡神社の蕃塀の羽目板部
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         稲沢市堀之内八幡社の蕃塀の羽目板部
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         岩倉市神明生田神社の蕃塀の羽目板部
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         あま市(旧美和町)北苅白山社の蕃塀の羽目板部

 さて、これらを製作年代で整理すると、1924年に堀之内八幡社例が、1928年に神明生田神社例が、1960年に北苅白山社例が、それぞれ製作されたことが分かるが、下志段味八幡神社例は不明であった。一方、製作者については、北苅白山社例が角田六三郎の作品であるが、下志段味八幡神社例と神明生田神社例と堀之内八幡社例は作者が不明であった。
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by banbeimania | 2010-08-25 21:35 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その20)

 3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、そのうち3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例は、さらに12類に細分できる。今回からは、方形枠内全体が低くなり、隅角部は内側へ膨らませた先端が尖る「全方形枠Cタイプ」を検討したい。

 隅角部が隅丸を2つ重ねたような形状となる「全方形枠Cタイプ」の羽目板部を持つ石造連子窓型蕃塀は全部で20基存在するが、これらは方形枠の縦と横の比率から、さらに5段階(類)に細分できる。
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 全方形枠Cタイプ1類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1.2:1となるもの
 全方形枠Cタイプ2類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1.1:1となるもの
 全方形枠Cタイプ3類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1となるもの
 全方形枠Cタイプ4類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1.2となるもの
 全方形枠Cタイプ5類:方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1.3となるもの


 全方形枠Cタイプ1類:4例
 全方形枠Cタイプ2類:6例
 全方形枠Cタイプ3類:8例
 全方形枠Cタイプ4類:1例
 全方形枠Cタイプ5類:1例
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by banbeimania | 2010-08-24 21:57 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その19)

 神社の鳥居と拝殿の間にある蕃塀と呼ばれる不思議な短塀は560例以上存在する。現在、石造連子窓型蕃塀と分類されたものの下半部に相当する羽目板部というパーツに注目している。3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部は大きく11類に区分でき、そのうち3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例はさらに12類に細分され、その中の方形枠内全体が高く平坦面となり隅角部は扇形に内側へ膨らませた状態になっている全方形枠Bタイプの事例を具体的に紹介してきた。

 このような全方形枠Bタイプは全部で31基存在し、方形枠の形から6類に細分できる。細別された分類ごとに製作年代と製作者を整理したのが、下図である。
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 これをみると、まず、3類・4類・5類・2類の羽目板部を持つ蕃塀が、この順に1910年代〜1920年代に登場している。方形枠の全体の形状が正方形かやや横長になる方形になるものが最初に出現したことが分かる。その後、戦後に1類と6類という長方形のタイプが製造されるようになるが、事例は少ない。製作者については、3類・4類・5類は名古屋市西区の石工荒木弥助、1類〜4類は岡崎市所在の石工の作品が目立っている。
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by banbeimania | 2010-08-23 21:02 | 蕃塀を深める | Comments(0)

全てに四隅を変形させた方形枠を置く3間の羽目板部(その18)

 現在は3間巾の石造連子窓型蕃塀の羽目板部11類のうち、さらに3区画とも四隅を変形させた方形枠を置く事例12類の中で、方形枠内全体が高く平坦面となり、隅角部は扇形(円形の4分の1の形)に内側へ膨らませた状態になっている「全方形枠Bタイプ」を検討している。

 今回は、最後の全方形枠Bタイプのうち方形枠が極端に横長となる(方形枠の縦と横の長さの比率がおおよそ1:1.6となる)全方形枠Bタイプ6類を紹介する。全方形枠Bタイプ6類の羽目板部を持つ3間巾の石造連子窓型蕃塀には、一宮市丹陽九日市場日吉社の事例のみが存在する。これを具体的に例示する。

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          一宮市丹陽九日市場日吉社の蕃塀の羽目板部

 さて、この丹陽九日市場日吉社の蕃塀は1987年に製作されたことは明らかになっているが、作者は不明である。全方形枠Aタイプの極端に横長となる「全方形枠Aタイプ7類」の名古屋市天白区島田神社の事例も1984年と極めて新しいものであることから、極端に横長な方形枠は新しいといえるかもしれない。
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by banbeimania | 2010-08-22 10:02 | 蕃塀を深める | Comments(0)