蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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木造連子窓型蕃塀の規模(本体長—1)

 今回は、全部で157基存在する木造連子窓型蕃塀の本体長について検討する。

 私が、木造連子窓型蕃塀の本体長としたのは、両端にある主柱の両外側の間の距離(写真参照)であり、柱間と柱の太さを合計した数値である。計測の方法は、1mの物差しをおおむね蕃塀中央に置いた状態で正面から写真撮影し、その画像から計算したものであって、実測値ではなく不正確な概数(10cm単位)である。しかし、おおよその傾向についてはそれほど間違いではないと考えているので、ここではこの数値を用いて検討したい。
e0113570_0515747.jpg

 この結果、木造連子窓型蕃塀の本体長は、約1.8mから約5.8mまで分布することが明らかとなった。本体長の分布頻度を示したのが、下記のグラフである。
e0113570_0522113.jpg

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by banbeimania | 2009-05-30 00:53 | 蕃塀を深める | Comments(0)

木造連子窓型蕃塀の間数

 今日からしばらくは、全部で158基存在する木造連子窓型蕃塀の規模について整理しておきたい。

 最初に、木造連子窓型蕃塀の間数について確認しておこう。木造連子窓型蕃塀は、主柱の数により間数が決まっており、現在のところ1間から3間のものがあることが判明している。その数をまとめると下記のようになる。

1間の木造連子窓型蕃塀=  4基
(犬山市塔野地津島社、稲沢市矢合三島社、稲沢市中之庄神明社、丹羽郡扶桑町高雄船塚社)

2間の木造連子窓型蕃塀= 15基
(犬山市西古券神明社、犬山市羽黒成海神社、犬山市塔野地南ノ切熊野社、犬山市東古券熊野神社、犬山市橋爪津島神社、犬山市羽黒堂ヶ洞神明社、犬山市羽黒南郷白山社、犬山市塔野地東屋敷熊野社、犬山市宮浦神明社、江南市和田天神社、犬山市西古券三宅社、稲沢市六輪須ヶ脇神明社、稲沢市鈴置神社、丹羽郡扶桑町託美神社、丹羽郡大口町豊田八剱社)

3間の木造連子窓型蕃塀=139基
(稲沢市尾張大国霊神社ほか多数)

 このようにみると、木造連子窓型蕃塀の9割近くは3間幅を持つもので占められており、1間や2間の事例は少ないことが分かる。この数少ない1間および2間の木造連子窓型蕃塀は、犬山市と丹羽郡(扶桑町と大口町)に多く所在しているという特徴が認められる。(2009年6月22日加筆修正した)
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by banbeimania | 2009-05-29 21:01 | 蕃塀を深める | Comments(0)

蕃塀の総数(暫定版)

 これまでに紹介してきた蕃塀(既に滅失したものも含む)は565基におよぶ。今後の神社参拝の結果次第で、蕃塀の総数は増加するものと見込まれるが、だからといって、もはや未知のものが100基以上存在するとは思われないので、ここで暫定的に集計作業を行うこととする。

 以前に蕃塀は大きく「連子窓型」と「衝立型」に大別され、さらに材質などでも区分してきた。そこで、まず初めに、各種類の総数を整理しておきたい。結果は下記の通りである。

石造×字型蕃塀      =  1基(江南市田代郷中神明社例)
石造衝立型蕃塀      =  6基(小牧市河内屋新田津島神社例など)
石造連子窓型蕃塀     =367基(岩倉市曽野神明社例など)
木造衝立型蕃塀      = 12基(伊勢市皇大神宮御正宮南面例など)
木造連子窓型蕃塀     =158基(津島市津島神社例など)
金属造衝立型蕃塀     =  1基(名古屋市港区正徳5丁目神明社例)
コンクリート造衝立型蕃塀 =  8基(名古屋市中区伊勢山神明社例など)
コンクリート造連子窓型蕃塀=  9基(一宮市若栗神社八幡宮例など)
基礎のみ         =  2基(一宮市開明神明郭神明社例と愛西市東保八幡社例)
記録上存在したが滅失   =  1基(一宮市真清田神社例)
(2009年6月22日加筆修正した)
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by banbeimania | 2009-05-28 23:37 | 蕃塀を深める | Comments(0)

蕃塀の概要(3)蕃塀の種類

 蕃塀は、規模や形状から様々なかたちに分類することができる。その中でも、蕃塀の中央に「連子窓」と呼ばれる細い柱状の材を均等に並べた窓を持つ連子窓型蕃塀と「連子窓」を持たない衝立型蕃塀に大きく分けると、蕃塀の意義が良く理解できると思われる。愛知県下では圧倒的に連子窓型蕃塀が多く、衝立型蕃塀は少ない。一方、伊勢神宮では全てが衝立型蕃塀であった。

 さて、臨川書店発行の『神道大辭典第三巻』には「皇大神宮・豊受大神宮の東西南北の板垣御門外にあって障蔽をなす塀。(中略)古くから存じたことが知れる。中世御垣と共に廃絶したものを明治二年に玉垣とともに再興せられた。」と記されている。これによれば、伊勢神宮の内宮(皇大神宮)の御正宮と外宮(豊受大神宮)の御正宮に伴う蕃塀が、本来の正しい蕃塀であるといえる。

 これに対して、尾張地域の神社を中心に展開する連子窓型蕃塀は、江戸時代においては多く「透垣」、「籬」などと称されていて、今のところ「蕃塀」と呼ばれた事例を知らない。つまり、連子窓型蕃塀は本来「蕃塀」と呼ばれておらず、おそらく近代以降に「蕃塀」と呼ばれるようになったのであろう。近代以降に「蕃塀」と呼ばれたのは、伊勢神宮の蕃塀に類似していたからではないかと現在は考えている。

 一方、材質に着目すると木造と石造などの種類がある。材質による使い分けのあり方はよく分からないが、丹羽郡大口町河北神明社の蕃塀や丹羽郡大口町上小口白山神社の蕃塀などの事例からみて、多くの蕃塀は当初木造連子窓型蕃塀であったのが、後に石造連子窓型蕃塀に変化していったように感じられる。
(2009年6月14日加筆)
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by banbeimania | 2008-03-15 22:27 | 蕃塀とは(はじめに) | Comments(0)

蕃塀の概要(4)衝立型蕃塀の構造

 衝立型蕃塀は、中央に「連子窓」を持たず、衝立のように壁のみで構成される蕃塀のことである。柱間は1間幅から3間幅の規模を持つ。衝立型蕃塀の一般的な構造は、円柱を2〜4本立てて上端に覆板(笠木)を載せ、柱間の壁面には横羽目板を嵌め込んで造るものである。これらは、柱脚に盤(地貫)・柱頭に樋(頭貫)を渡すもの、横羽目板の間に貫を渡すもの、基礎に基壇や礎石を持つものなど様々な形状が認められる。これまでのところ、衝立型蕃塀には彩色や紋様がほとんど施されていない。衝立型蕃塀の部位の名称を示したので、参照されたい。
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          豊受大神宮正殿南面の蕃塀

 この衝立型蕃塀は、連子窓型蕃塀に比べれば事例は遥かに少ない。これらは蕃塀の材質から木造・石造・コンクリート造などに区分できる。このうち木造衝立型蕃塀は、これまで(2008年3月11日現在)に紹介してきた中では、伊勢神宮と熱田神宮という特別な神社に限られている。また、石造衝立型蕃塀には、製作年代が記された事例があり、一宮市西大海道宅美神社の蕃塀と一宮市西大海道神明社の蕃塀は1930年に造られたと考えられる。
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by banbeimania | 2008-03-14 21:02 | 蕃塀とは(はじめに) | Comments(0)

蕃塀の概要(5)木造連子窓型蕃塀の構造

 木造連子窓型蕃塀は、塀の中央に連子という細い材を縦に並べた窓を持つ木造りの蕃塀のことである。柱間は1間幅から3間幅の規模を持ち、ほとんどの屋根は切妻屋根となっている。木造連子窓型蕃塀の一般的な構造は、円柱を2〜4本立て、下から順に腰長押と内法長押を通し、上端は棟木を渡している。内法長押の上位に肘木や腕木を架し、表裏両面の出桁を支えて屋根を載せている。蕃塀の中央には竪連子窓が設けられ、その上下には羽目板が嵌め込まれている。写真に、木造連子窓型蕃塀の部位の名称を示したので、参照されたい。
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              津島市津島神社の蕃塀

 この木造連子窓型蕃塀は、それぞれの部分ごとに多様な分類をすることができる。屋根に着目すると、桧皮葺き・銅板葺き・桟瓦葺きなどがあり、桧皮葺きのものが最も格調が高いようである。何も塗布しない白木造りのものが多いが、津島神社などのように赤色・白色・緑色などに彩色されたものも散見される。基礎構造では礎石の有無・基壇の有無・土台木の有無などで区分できる。

 木造連子窓型蕃塀は、作者や製作年代が蕃塀そのものに記されることが極めて稀である。これまで(2008年3月11日現在)に紹介してきた蕃塀の中で製作年代が蕃塀に記されたものは、稲沢市祖父江沼神明社の蕃塀(1923)、稲沢市鈴置神社の蕃塀(1925)、名古屋市西区比良六所神社の蕃塀(1933)、津島市白浜神明社八幡社合殿の蕃塀(1978)、春日井市高蔵寺五社大明神社の蕃塀(1984:澤野幸光)がある。
(2009年6月14日加筆)
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by banbeimania | 2008-03-13 20:49 | 蕃塀とは(はじめに) | Comments(0)

蕃塀の概要(6)石造連子窓型蕃塀の構造

 石造連子窓型蕃塀は、塀の中央に連子という細い材を縦に並べた窓を持つ石造りの蕃塀のことである。基壇を除く蕃塀本体はほぼ全てが花崗岩(御影石)で作られている。この石造連子窓型蕃塀は大きく(1)外枠優先タイプの石造連子窓型蕃塀と(2)積み重ねタイプの石造連子窓型蕃塀に分けられるが、圧倒的に(1)のタイプが多く、(2)のタイプは少ない。
 外枠優先タイプの石造連子窓型蕃塀は、両端に主柱を2本立てて屋根を載せることで外枠を造り、主柱の内側に羽目板部・連子窓部・欄間部などを順に積み重ねているものである。これらは、さらに欄間部の有無などで大別でき、欄間部を持たないものは愛西市から一宮市にかけて分布している。写真に、石造連子窓型蕃塀の部位の名称を示したので、参照されたい。
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          稲沢市目比町裳咋神社の蕃塀

 石造連子窓型蕃塀は、作者や製作年代が蕃塀そのものに刻まれることが多い。これまで(2008年6月26日現在)に紹介してきた蕃塀の中で製作年を特定できる最古のものは、明治44年(1911)9月製作の江南市小杁魚入神社の蕃塀である。作者としては名古屋市西区の石工角田六三郎、角田乙吉、荒木弥助、岡崎市の石工今井新太郎、稲沢市長束の石工石松などがいる。(2008年6月26日と2009年6月14日に加筆修正した)
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by banbeimania | 2008-03-12 23:00 | 蕃塀とは(はじめに) | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の龍(3)

 今日はまず、石造連子窓型蕃塀の透かし部のうちCタイプについて詳しく述べたい。Cタイプは2匹の龍が向かい合うが、1匹の頭部は左端に、もう1匹の頭部はほぼ中央に配置されるものである。

 Cタイプの石造連子窓型蕃塀の中で最も古いものは、北名古屋市石橋八幡社の蕃塀(大正15年8月)で、昨日紹介した名古屋市西区八坂町の角田六三郎の作品である。Aタイプとは、右側の龍の頭部の位置が異なるだけでその他の特徴は類似しており、AタイプとCタイプとの関連性は高いと言えるかも知れない。
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           北名古屋市石橋八幡社の蕃塀

 しかし、石橋八幡社を除くと、Cタイプの石造連子窓型蕃塀は北名古屋市法成寺八劔社(昭和11年)・犬山市楽田神明社(昭和14年)・北名古屋市二子神明社(平成10年)・弥富市鳥ヶ地八王子社(平成12年)で認められており、Aタイプに比べると新しい製作年代のものが多い。Bタイプも、丹羽郡大口町秋田八王子社(昭和5年)を除くと、全て昭和後期以降の作品で、・丹羽郡大口町上小口白山社(昭和55年)・北名古屋市宇福寺天神社(昭和63年)・丹羽郡大口町河北神明社(平成4年)・海部郡蟹江町蟹江新町日吉社(平成6年)となっている。

 一方、1匹の龍が左向きに配置されるEタイプは、丹羽郡大口町余野神社の蕃塀のみであるが、これまで紹介してきた石造連子窓型蕃塀の中では最も古い大正9年のものである。

 この結果を単純に総合すると、下記のような図式になるが、果たして本当にそうなのかは、全ての蕃塀を調査蒐集した上で結論づけなければならないだろう。
大正一桁   大正二桁   昭和戦前  昭和後半  平成年間
Eタイプ → Cタイプ → Cタイプ →  ?  → Cタイプ
      Aタイプ → Aタイプ
            Bタイプ → Bタイプ → Bタイプ
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by banbeimania | 2007-06-12 00:02 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石工角田六三郎 —石造連子窓型蕃塀の龍(2)

 石造連子窓型蕃塀の透かし部に着目して5タイプに分けたが、今日はこのうちAタイプについて詳しく述べたい。Aタイプは頭部を透かし部の両端に配置して2匹の龍が向かい合うものである。

 石造蕃塀の中には、木造蕃塀と相違して、製作年月日や製作者の名前が刻まれるものがいくつかある。この記述を手がかりに、透かし部の分類がどのような意味が存在するのかを知ることができるかも知れない。そこで調べてみた結果、Aタイプの蕃塀は4例中3例が名古屋市西区八坂町の角田六三郎の作品であることが判明した。残りの1例は製作者が不明となっているが、案外角田六三郎の手によるものかも知れない。

 Aタイプの石造連子窓型蕃塀を製作年代順に並べると、北名古屋市西之保喰守社(大正15年1月)・北名古屋市鹿田新宮社(大正15年9月)・北名古屋市徳重十二所社(昭和3年)・北名古屋市山之腰天神社(昭和12年)の順となる。この順番に並べてみると、龍の下位に波打つ波涛が、次第に抽象的な紋様に変化する様子などを見て取ることができる。
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          北名古屋市西之保喰守社(大正15年1月)
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          北名古屋市鹿田新宮社(大正15年9月)
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          北名古屋市徳重十二所社(昭和3年)
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          北名古屋市山之腰天神社(昭和12年)
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by banbeimania | 2007-06-11 00:16 | 蕃塀を深める | Comments(0)

石造連子窓型蕃塀の龍(1)

 今回は、石造連子窓型蕃塀の中で、連子窓部の上位に位置する透かし部に着目したい。これまでに紹介してきた30例の石造連子窓型蕃塀のうち、透かし部に龍の彫刻を持つものが16例存在し、その他の蕃塀は扁額等の装飾がある点を除くとほとんど装飾は見られないものである。

 石造連子窓型蕃塀の透かし部における龍紋は、多くは2匹の龍が向かい合う形で彫刻されていて、これらはいくつかのパターンに分けることができる。

★頭部を透かし部の両端に配置して2匹の龍が向かい合うもののうち、中央に扁額を持たないもの(Aタイプ)。波涛の荒々しさを連続して描くなどして、透かし部の端から端までを広く使い龍が躍動的に表現される特徴を持つ。北名古屋市徳重十二所社・北名古屋市山之腰天神社・北名古屋市西之保喰守社・北名古屋市鹿田新宮社の蕃塀が該当する。
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       山之腰天神社の蕃塀(Aタイプ)

★頭部を透かし部の両端に配置して2匹の龍が向かい合うもののうち、中央に扁額を持つもの(Bタイプ)。波飛沫などが丁寧に描かれることが多く、見方によっては左右それぞれの面で完結した構図で龍が描かれていると言ってもよい。このタイプは、正しくは透かしになっていない点が共通している。北名古屋市宇福寺天神社・丹羽郡大口町秋田八王子社・丹羽郡大口町上小口白山社・丹羽郡大口町河北神明社・海部郡蟹江町蟹江新町日吉社の蕃塀が該当する。
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       蟹江新町日吉社の蕃塀(Bタイプ)

★2匹の龍が向かい合うが、1匹の頭部は左端に、もう1匹の頭部はほぼ中央に配置されるもの(Cタイプ)。右側の龍の頭部が中央に来るので扁額は持たない。上記の2タイプはおおむね左右対称に描かれるのに対し、このタイプは左右非対称であり一段と龍が躍動的に見える。北名古屋市法成寺八劔社・北名古屋市石橋八幡社・北名古屋市二子神明社・犬山市楽田神明社・弥富市鳥ヶ地八王子社の蕃塀が該当する。
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       弥富市鳥ヶ地八王子社の蕃塀(Cタイプ)

★頭部を透かし部の中央に寄せた状態で2匹の龍が向かい合うもの(Dタイプ)。北名古屋市鍛冶ヶ一色八幡社の蕃塀が該当する。
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       北名古屋市鍛冶ヶ一色八幡社の蕃塀(Dタイプ)

★1匹の龍が左向きに配置されるもの(Eタイプ)。丹羽郡大口町余野神社の蕃塀が該当する。
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       大口町余野神社の蕃塀(Eタイプ)
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by banbeimania | 2007-06-10 10:27 | 蕃塀を深める | Comments(0)