蕃塀(ばんぺい)にこだわったブログです。蕃塀は神社の拝殿の前にある衝立状の塀です。
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欄間部の頭部を中央に置く双龍紋(その11)

 欄間部に頭部を中央に寄せた双龍紋を描く蕃塀は7タイプに区分され、これまでにAタイプからEタイプまでを紹介してきた。今回は残りの頭部中央型双龍紋FタイプとGタイプを紹介する。

 まず、扁額を持たず上端部のみに透かしがある頭部中央型双龍紋Fタイプの蕃塀には稲沢市堀之内八幡社のものがある。
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        稲沢市堀之内八幡社の蕃塀の欄間部

 この堀之内八幡社の蕃塀は1924年に製作されたものであるが、作者は不明となっている。

 一方、扁額を持たず透かしがない頭部中央型双龍紋Gタイプの蕃塀には一宮市西大海道八幡社のものがある。
e0113570_21495459.jpg
        一宮市西大海道八幡社の蕃塀の欄間部
 この一宮市西大海道八幡社は1930年に製作されたものであるが、作者は不明となっている。
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by banbeimania | 2009-10-05 21:51 | 蕃塀を深める

欄間部の頭部を中央に置く双龍紋(その10)

 前回は頭部中央型双龍紋Eタイプのうち、雲海の表現方法がやや高めに山形の雲を中心に別の雲が折り重なっている1類を紹介した。今回は残りの2類と3類を紹介したい。

 まず、低く流れるように山形の雲が折り重なっている頭部中央型双龍紋Eタイプ2類を紹介する。Eタイプ2類は全部で下記の3基が存在する。
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        一宮市小日比野神明社の蕃塀の欄間部
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        岩倉市鈴井八幡社の蕃塀の欄間部
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        北名古屋市鍛冶ヶ一色八幡社の蕃塀の欄間部

 Eタイプ2類の製作年代に注目すると、初め1931年に鍛冶ヶ一色八幡社で築造され、次いで1935年に鈴井八幡社、最後に1940年に小日比野神明社で建造されていた。製作者に着目すると、鈴井八幡社の蕃塀が北名古屋市の石工井上によって製作されたことが判明したが、小日比野神明社と鍛冶ヶ一色八幡社の蕃塀は作者が不明である。Eタイプ2類は1930年代に多く造られたことが分かるが、作者については分からない点が多いといえる。

 一方、波飛沫状の表現が多用されている頭部中央型双龍紋Eタイプ3類を紹介する。Eタイプ3類は全部で下記の3基が存在する。
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        一宮市千秋佐野八幡社の蕃塀の欄間部
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        一宮市爾波神社の蕃塀の欄間部
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        一宮市大和妙興寺北浦社の蕃塀の欄間部

 Eタイプ3類の製作年代に注目すると、初め1936年に大和妙興寺北浦社で築造され、次いで1969年に爾波神社、最後に1971年に妙興寺北浦社で建造されていた。製作者に着目すると、千秋佐野八幡社の蕃塀は岡崎市の石工新美栄太郎、妙興寺北浦社の蕃塀は一宮市の石工河内屋孫右によって製作されたことが判明したが、爾波神社の蕃塀は作者が不明である。Eタイプ3類は戦前と戦後の両方に認められるタイプで時期的な偏りはあまり認められないが、分布地域は一宮市に偏在している。
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by banbeimania | 2009-10-04 23:02 | 蕃塀を深める

欄間部の頭部を中央に置く双龍紋(その9)

 これまでに頭部中央型双龍紋AタイプからDタイプまでを紹介してきた。今回は扁額を持たず、龍体部を中心に透かしがある頭部中央型双龍紋Eタイプを紹介する。このEタイプは一宮市千秋佐野八幡社、一宮市大和妙興寺北浦社、一宮市爾波神社、一宮市小日比野神明社、岩倉市鈴井八幡社、岩倉市石仏八劔社、岩倉市石仏津島社、北名古屋市鍛冶ヶ一色八幡社の8社に認められる。

 これらは雲海の表現方法から、以下の3類に細分することができる。

1類:やや高めに山形の雲を中心に別の雲が折り重なっているもの
2類:低く流れるように山形の雲が折り重なっているもの
3類:波飛沫状の表現が多用されているもの

 ここでは、やや高めに山形の雲を中心に別の雲が折り重なっている頭部中央型双龍紋Eタイプ1類を紹介する。Eタイプ1類は全部で下記の2基が存在する。
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        岩倉市石仏八劔社の蕃塀の欄間部
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        岩倉市石仏津島社の蕃塀の欄間部

 製作年代と製作者に着目すると、岩倉市石仏津島社例は1937年に米野の石工井上が、岩倉市石仏八劔社例は1938年に岩倉の石工石甚が建造したものである。両者は同じ町内で似たような時期に製作されたものであるが、作者が異なっており、よく見ると作風が異なっていることが分かる。
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by banbeimania | 2009-10-03 19:58 | 蕃塀を深める

欄間部の頭部を中央に置く双龍紋(その8)

 これまでに頭部中央型双龍紋AタイプからCタイプまでを紹介してきた。今回は中央に扁額を持つが、透かしがないもので、左右両側でそれぞれに枠が設定されている頭部中央型双龍紋Dタイプを紹介する。このDタイプは全部で下記の3基が存在する。
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        一宮市江森津島社の蕃塀の欄間部
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        江南市中般若白山社の蕃塀の欄間部
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        江南市和田八所社の蕃塀の欄間部

 まず、製作年代に着目すると、初め1940年に江森津島社の蕃塀が建造され、次いで1949年に和田八所社の蕃塀、1952年に中般若白山社の蕃塀が築造されていた。製作者に関しては、和田八所社例が岡崎市の永田石材工業所であることが判明しているが、他の2社の蕃塀は不明であった。このようにみると、頭部中央型双龍紋Dタイプの蕃塀は、1940年代から1950年代までという蕃塀の建立が少ない時期に、集中して認められるという特徴を持っているといえよう。また、分布地域も丹羽郡に偏っている。
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by banbeimania | 2009-10-02 22:30 | 蕃塀を深める

欄間部の頭部を中央に置く双龍紋(その7)

 これまでに頭部中央型双龍紋AタイプとBタイプを紹介してきた。今回は中央に扁額を持つが、透かしがないもので、その中で特に枠が設けられていない頭部中央型双龍紋Cタイプを紹介する。このCタイプは全部で下記の4基が存在する。
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        稲沢市稲島八龍社の欄間部
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        稲沢市萩園神社の蕃塀の欄間部
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        稲沢市三丸渕寺東神明社の蕃塀の欄間部
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        甚目寺町新屋神社の蕃塀の欄間部

 まず、製作年代に着目すると、初め1924年に萩園神社の蕃塀が建造され、次いで1927年に三丸渕寺東神明社の蕃塀、1965年に稲島八龍社の蕃塀、1994年に新屋神社の蕃塀が築造されていた。製作者に関しては、稲島八龍社例が岡崎市の新美栄太郎であることが判明したが、他の3社の蕃塀は不明であった。このように、頭部中央型双龍紋Cタイプの蕃塀は、Bタイプと同様に、時期的にも製作者としても、特別な傾向を示しているわけではなさそうである。
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by banbeimania | 2009-10-01 22:40 | 蕃塀を深める